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創立と沿革

創立と沿革

August 2016

    康寧大学は、健康産業とサービス領域に関する専門的な人材の育成に重きを置き、理論と実践の両立を学是としています。民国八十九年(2000年)、南部科学工業園区の設立および知識経済時代の到来に対応し、本校の前身となる「立徳管理学院」(Leader University)が設立されました。民国九十七年(2008年)「立徳大学」に昇格し、民国百年(2011年)二月一日より校名を「康寧大学」(University of Kang Ning)と改称しました。現理事長鈕廷莊博士は民国九十九年(2010年)に本校の第四代理事長に就任しました。新たな運営陣の導きのもとで、卓越した方向性と優れた実践方式により、一流大学へと脱皮して成長し、新時代を切り開いていくことが期待されています。

    本校は康寧学校財団法人に属する学校です。「国と産業発展の需要に合わせ、忠、誠、仁、愛の精神に基づき、理論と技術を教授し、実利的な性格、専門的な知識・技術、優れた品格、豊かな国際性と人間性を備えた人材を養成することにより、より良い社会の実現と国の発展に貢献し、明るく希望に満ちた未来をつくる」ことを教育理念としています。百四年(2015年)八月一日に本校は元の康寧医護曁管理専科学校と合併し、台湾史上初の私立大学と私立専科学校の合併の成功事例となり、五専、二専、大学部、及び大学院を有する大学となりました。

    合併後、本校の本部は台北キャンパス(元の康寧医護曁管理専科学校)に設置され、交通は便利で生活環境も優れています。もう一つのキャンパス(台南キャンパス)は台江国立公園、台南科技工業区と南部科学工業園区(略称「南科」)の近くにあり、素晴らしい風景に囲まれた広い敷地を有しています。この二つのキャンパスにはそれぞれ独自の特性と専門性があり、お互いの不足を補っています。このうち、台北キャンパスはヘルスケアを中心に発展し、四十年余りにわたって培ってきた技術力と経験を持っています。一方、台南キャンパスはサービス・イノベーション・マネジメントを中心に発展し、サービスマネジメントに関する専門的能力、および南台湾にある工業・商業の産業界との長期的な連携経験を有しています。

    本校は専門化、革新化、国際化を追求し、卓越した専門能力と創新能力を培うことを目標としており、一流の教育型大学に向けて邁進していきます。民国百五年(2016年)八月より、「護理健康学部」、「情報ビジネス学部」、「創新管理学部」の3つの学院を設置し、「篳路藍縷」(創業期の苦労)という創立の精神と信念を守り、更なる発展を遂げられるよう努力を重ね、以下のような形で学長の教育理念を実践します。

一、    教養教育の実践により「全人教育」を実現します:

リベラル・アーツ教育の伝統を受け入れ、その教育理念、授業設計、教育実践から「全人教育」の核心的価値を身をもって体現します。これにより、学生に文化的な素養を身に付けさせ、広い視野と創意工夫の心を養い、リーダーシップと文芸的素養を備えた現代公民を育成します。

二、    文化芸術の水準を向上させて創造性のある視野を広げます:

キャンパスの文化芸術の雰囲気を作り出し、教員と学生の文化的な素養を向上させます。校外の各分野の芸術家を招き、文化芸術活動を行います。こうして文化芸術を鑑賞・体験することを通じ、教員と学生に文化芸術の魅力を伝え、生活品質を向上させて創意工夫の視野を広げます。

三、    教学品質と学習効果を高めます:

両キャンパスの有するリソースを統合し、教師陣の授業力向上と教授法研究に対する奨励措置を講じることを通じ、教学補助システムの普及、国際化とデジタル教材情報の推進を図ります。また、地域連携の教学活動とリソース統合プラットフォームを積極的に結び付け、本校の教学品質と学生の学習効果を高めます。

四、    多元的専門能力を育成して就職時の競争力を強化します:

多元的専門能力の育成に重点を置き、資格取得と現場実習を推進します。また、産学共創プラットフォームを通じ、革新的な創業計画を策定し、本校の学生に就業の機会とパイプを提供します。